【スペイン・フラメンコ復興ニュース】セビージャのビエナル2/劇場公演始まる

9月に入り、セビージャのビエナルもいよいよ劇場公演が始まりました。

9月4日、アルカサルで行われた開会式でのフラッシュモブ(と呼んでいるけど実際は全部予定調和なので野外での多人数での)セビジャーナスも、間隔を開けて、マスクもして。

5日はロペ・デ ・ベガ劇場。1929年にできたクラシックな趣のある劇場で、定員750人のところ、客席は一席おきに使い、つまり半分だけしかお客さんは入っていません。家族できても隣には座れません。入り口も2階、3階席は正面入り口の右側、1階席は左側と動線を分け、入り口には消毒液があり、それで手を拭くことを要請されます。もちろん、観劇中はマスク必須です。

この劇場ではこれまでに、5日にアンダルシア舞踊団『25周年』、7日歌い手ホセ・バレンシア『ラ・アルタ・トーレ』、9日ファルキート『僕の窓から』が上演されました。

ファルキートと息子のフアン・エル・モレーノ©︎Bienal Claudia Ruiz Caro

また、旧万博会場内にあるセントラル劇場では6日の昼夜にロシオ・モリーナ、8日フェルナンド・ロメーロ『ディアロゴ・デル・ティエンポ、パイサヘス』、10日アナベル・ベローソ『オロ・ソブレ・アスール』の公演が行われました。

ロシオ・モリーナの公演はライブストリーミングも行われたので、日本でも朝4時から観ることができましたが、画面からでもその素晴らしさは十分伝わったのではないでしょうか。なお、今日12日深夜というか13日早朝4時から夜公演の再配信があります。ビエナルのYouTubeチャンネルからです。ぜひご覧ください。

昼公演ラファエル・リケーニとロシオ・モリーナ©︎Bienal Claudia Ruiz Caro

ロシオがあまりに良かったので、後のはどうしてもよくなく見えちゃうかな、と思ったのですが、『春の祭典』や『ボレロ』などクラシック曲を踊ったフェルナンド・ロメーロも、いつものフラメンコをビデオを使って魅せ方を工夫したファルキートも素晴らしかったです。あ、初日のアンダルシア舞踊団も、ゲストのアナ・マリア・ブエノ、ハビエル・バロンのソロも素晴らしく、良かったですよ。

なお、前にもお知らせしましたが、ストリーミング、今後も続きます。時間がネックですが、無料ですので、ぜひご覧ください。

9/16(水)21時/サンルイス教会(再配信9/18(金)21時)
[出]〈ビオラダガンバ〉ファミ・アルカイ、〈b〉パトリシア・ゲレーロ
9/24(木)22時『ウニベルソ・ロルカ』/アルカサル(再配信9/25(金)21時)
[出]〈g〉アンドレス・バリオス
9/26(土)22時『トリアーナDF』/アルカサル(再配信10/2(金)20時)
[出]〈g〉ホセリート・アセド
9/29(火)20時30分『トレメンダ』(再配信10/2(金)22時)
[出]〈c〉ラ・トレメンディータ、ゲスト〈c〉ランカピーノ、〈b〉アンドレス・マリン
9/30(水)『イデンティダ』/サンルイス教会(再配信10/4(日)20時)
[出]〈piano〉ドランテス
10/3(土)21時『ラ・ビヒリア・ぺルフェクタ』アンダルシア現代美術センター(カルトゥハ修道院)(再配信10/4(日)22時)
[出]〈b〉アンドレス・マリン

スペインと日本の時差は通常8時間ですが今は夏時間なので7時間差。なので、20時は翌日の深夜3時、21時は朝方4時、22時は5時となります。

11日のヘスース・カルモナ公演はカンパニーのメンバーに無症状ながらコロナ陽性の人が出て延期になりましたが、今後も、無事に公演が行われていきますように。

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