- Home
- アンケート, フラメンコ2030情報
- 【教室運営者目線編】「新しい時代のフラメンコ教室について」(コロナ共存時代にどうあるべきか、どうすればより良い未来を築けるか)ドリルダウン(絞り込み)で皆様ご自身も分析できる、Google Data Portalを活用!
【教室運営者目線編】「新しい時代のフラメンコ教室について」(コロナ共存時代にどうあるべきか、どうすればより良い未来を築けるか)ドリルダウン(絞り込み)で皆様ご自身も分析できる、Google Data Portalを活用!
- 2020/7/29
- アンケート, フラメンコ2030情報
【教室運営者目線編】「新しい時代のフラメンコ教室について」集計結果 〜 アンケートの回答数は少なかったのですが、オンライン教室、感染対策、色々な事を実践しても生徒の減少傾向は食い止めれず。ただし、不安な状況でもフラメンコ教室の運営を辞めるという運営者はゼロ!
【アンケートについて】
◼️目的:本調査(アンケート)は、コロナ禍において厳しい舵取りを強いられているフラメンコ教室の運営者に対して、希望が持てるよう、視聴者からいただいたご意見、アイデアをまとめ、教室運営の一助になるようご参考にしていただくことを目的としています。
◼️調査期間:2020年6月11日~2020年7月10日
◼️調査方法:未来を創るアイデア広場のWebサイトのアンケートフォームにて回答を募集(https://jpflamenco.wixsite.com/miraihiroba/publications)
◼️有効回答数:10件
◼️Google Data Portalにて分析【ドリルダウン(絞り込み)でご自身でも分析できます】 ※PCでの利用を推奨(https://datastudio.google.com/u/1/reporting/c4f31f7f-01da-4851-8da5-33e9610090e2/page/SGXZB)
【アンケートの要約】
・今回のアンケートでは、教室運営をしている回答者「10名」の方から回答をいただきました。母数は少ないですが傾向は見えてきました。回答者は全て関東在住で、レンタルスタジオ/マイスタジオ(賃貸)の教室、生徒数が51〜100名の大規模教室の運営者から回答をいただきました。(1.回答者の属性と、フラメンコ教室の規模についてより)
・想定収入の増減、生徒の増減については、劇的に減らないが全体的に減少は見受けられる。(2−1.収入の増減予想、2−2.生徒の増減より)
・自粛期間中に、オンライン教室、励ましの手紙、SNSの導入、また、感染防止策のために、アルコール除菌(手洗い)、うがい促進、換気など実施している教室も、していない教室も生徒の減少傾向は変わらなかった。(3−1.自粛期間中にオンラインレッスンを始めた教室の状況は?、3−2.感染予防を始めた教室の状況は?より)
・各種助成金については認知はある模様だが、実際に申請する割合は低くなる傾向(4.助成金についてより)
■以下、コロナ禍を乗り切るアイデアや、実際に生徒が喜んでくれた試みより抜粋します。(アイデアを下記のようにいただきました。皆様ヒントにして頂ければと思います。)
・オンラインレッスンが好評でした。スタジオでのレッスン再会後に受講クラスを増やしてくれた人もいます。
・クラスの振付動画配信は、モチベーション向上に役立ったようです。
・無料動画レッスン、以前のライブの録画したものを無料配信した。
・クラス全体の連絡も大切。
要約の最後に、教室の運営に不安を感じる運営者が多い一方、教室を辞めると考える運営者は少ないという、明るい話題もありました。(2−4.運営の不安事より)
【考察】
今回のアンケートは、教室の運営者目線での集計結果です。運営者はコロナ禍で教室運営に不安を大きく感じている一方、コロナに挫けることなく、教室運営を続けていこうという気持ちを持つ方が大半となり、暗いニュースの中に明るい希望が見えました。
生徒離れの観点では、自粛期間中に、レッスンのネット配信や、励ましの連絡を実施したり、感染防止のためにアルコール消毒や、換気を実施している教室と、実施していない教室、同様に生徒離れは進んでいる模様。ただし今後対策をしている教室と、対策をしていない教室で生徒離れの比率に変化がある可能性があると思う。
助成金については認知度はあるが、実際に申請をしていない教室もあり、申請の敷居を下げるサポートがあるといいと思った。この点はフラメンコ2030内の課題としたい。
【アンケート結果目次】
1.回答者の属性と、フラメンコ教室の規模について
2.教室運営の状況について
2−1.収入の増減予想
2−2.生徒の増減
2−3.休講と教室再開後の受講率
2−4.運営の不安事
3.自粛期間中に始めた新たな試みについて
3−1.自粛期間中にオンラインレッスンを始めた教室の状況は?
3−2.感染予防を始めた教室の状況は?
4.助成金について
1.回答者の属性と、フラメンコ教室の規模について
・40代、50代の回答者が多数
・レンタルスタジオの利用者が全体の90%と多く、うち20%の方が家賃が発生するマイスタジオ
・生徒は11名〜30名が80%
2.教室運営の状況について
2−1.収入の増減予想
・1%から20%減少すると予想される方が大半の70%
2−2.生徒の増減
・1人から5人、生徒が減少した教室が7教室(70%)
2−3.休講と教室再開後の受講率
・2から3ヶ月間、休講した教室が80%
・教室再開後の受講率は、70%の教室で低下
2−4.運営の不安事について
・教室の運営に不安を感じる運営者が多い一方、教室を辞めると考える運営者は少ない。
3.自粛期間中に始めた新たな試みについて
3−1.自粛期間中にオンラインレッスンを始めた教室の状況は?
・オンラインレッスンを始めても、生徒の減少の傾向は変わらない結果に
①オンラインレッスンを導入した教室
②オンラインレッスンを導入しなかった教室
3−2.感染予防を始めた教室の状況は?
・基本的なマスク着用以外に、アルコール除菌(手洗い)、うがい促進、換気など、教室では色々な対策をしているが、対策をした場合と、しない場合の生徒の減少の傾向は変わらない結果に
①全体の生徒減少の傾向
②アルコール除菌(手洗い)を導入した場合
②うがいの促進を導入した場合
③換気をしっかり実施した場合
④助成金について
・助成金の認知はされている模様だが、実際に申請をする割合は減少
当アンケートは以上となります。
※今後なるべく早く、当アンケートの、生徒目線(現役生徒、過去にフラメンコをやっていた生徒)、愛好家目線のアンケートの集計結果を発表いたします。