スペイン行きもままならず、またスペイン人アーティストの来日公演が行われなくなって1年余り。スペイン人公演は配信のみでしか観ることができないという日々が続いています。そんな中、うれしいニュースが。
6月にイスラエル・ガルバンが来日、2台のピアノと共演するダンス・コンサート『春の祭典』を上演します。これは2019年11月にスイスで初演、20年1月にはパリでも上演された新作で日本で上演されるのはもちろん初めて。
ストラヴィンスキーの『春の祭典』を中心に、以前にも『La Curva』でも共演しているピアニスト、シルヴィー・クルボアジェが『春の祭典』からインスピレーションを受けて作曲した『Conspiración』『 Spectro』を前後に上演という構成。
『春の祭典』といえばバレエの鬼才ニジンスキーで有名ですが、フラメンコ界に革新をもたらし、フラメンコのニジンスキーとも評されるイスラエルが同年3月に初演した『恋は魔術師』に続いて、クラシック曲に挑む注目作です。
イスラエルならではの独自の宇宙、ぜひお見逃しなく。
なお、感染症の状況を鑑みての上演となるので、前売りは5月開始です。
日程
6月18日(金)19時、19日(土)14時、20日(日)14時/神奈川芸術劇場
6月23日(水)19時開演、6月24日(木)14時開演/愛知芸術劇場
特設サイト https://danceconcert.jp
前売り券は5月14日発売予定。両劇場の会員には12日に先行発売があります。
なお、6月26、27日に横浜でワークショップが開催予定とのこと。詳細は分かり次第お知らせします。