フラメンコ 2030

【スペイン・フラメンコ復興ニュース】
　vol.2 スペイン若手コンクール申し込み受付中
文＝志風恭子

　4月26日からはこどもの外出が1日１時間に限って許可され、5月2日からは個人の散歩やジョギングなども可能になりました。4日からは美容院なども一部営業を再開しています。

　このまま順調にいけば、11日にはバルのテラスが規模縮小ながら解禁、25日には定員の3分の１で屋内50人以内、野外400人いないで距離をとって着席という決まりはあるものの公演もできることになるはずということです。

　コンクールの募集もいくつか始まっています。

　セビージャにフラメンコ学校を持つ、クリスティーナ・ヘーレン財団が主催するコンクール、タレント・フラメンコも4月8日から予選の応募が始まっています。対象は16歳から30歳までで、国籍や在住地は問いません。ただし、財団の学校の19〜20年度の在校生及び講師等は応募できません。優勝者には賞金1400ユーロとトロフィーが贈られます。また、同財団のフラメンコ学校年間コースの奨学金を受ける可能性もあります。

　詳細、申し込みは公式ウエブhttp://flamencoheeren.com/es/concursos.htmlから。同校ウエブは日本語や英語もありますが、コンクールに関してはスペイン語のみです。

　申し込み用紙に記入し、ビデオをVimeoかWetransfer経由で送ればOK。参加費はかかりません。予選通過者は生での審査へと進みますが、その日程や場所は現時点では未定です。

　締め切りは5月25日の13時。これまでにスペイン国籍以外の人が決勝に進んだこともあります。日本からの参加ももちろん可能です。準決勝の時にはスペインの入国制限も解除されていますように。

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