【スペイン・フラメンコ復興ニュース】グラナダ国際音楽舞踊祭

劇場公演再開のニュースはまだ少ないようですが、各地の演劇祭など、会場が野外というフェスティバルは、多少予定を変更するなどして開催されるものも多いようです。

スペインに数ある音楽祭の中でも最も古い歴史を誇るグラナダのフェスティバルも、当初発表されていたプログラムを多少変更して、実施されることとなりました。

アルバイシンからアルハンブラをのぞむ。ヘネラルフェ劇場はこれよりずっと左の奥の方にあります。

フラメンコ関連公演は以下の通りですが、最初の2公演、歌い手ロシオ・マルケスやカニサーレスのリサイタルはアルハンブラの中でのライブで、それを配信するというもの。

後は普通の公演で、前売り券は6月16日から、ネットで販売してされます。スペイン国立バレエ団前監督のアントニオ・ナハーロの新しい舞踊団やミゲル・ポベーダの公演はアルハンブラのヘネラリフェ庭園のすぐそばにある野外劇場が会場です。そのほかのカルメン・リナーレスやニーニョ・デ・エルチェ、ダニエル・ドーニャの公演会場のパラシオ・デ・ロス・コルドバはアルバイシンにあります。

◇第69回グラナダ国際音楽舞踊祭

6/25(木)~7/26(日)

6/29(月)22時/デジタル配信[出]〈c〉ロシオ・マルケス、〈g〉ミゲル・アンヘル・コルテス[場]グラナダ パラシオ・デル・ヘネラリフェ パティオ・デ・ラ・アセキア

7/2(木)22時/デジタル配信『クエルダス・デル・アルマ』[出]〈g〉カニサーレス、フアン・カルロス・ゴメス[場]グラナダ パラシオ・デ・ダル・アルバイダ ラ・カサ・デル・チャピス

 7/11(土)22時30分『アレント』[出]〈b〉アントニオ・ナハーロ舞踊団[場]グラナダ ヘネラリフェ劇場[出]25~50ユーロ

7/17(金)深夜0時『アントロヒアデル・カンテ・フラメンコ・エテロドソ』[出]〈c〉ニーニョ・デ・エルチェ[場]グラナダ パラシオ・デ・ロス・コルドバ[料]30ユーロ

7/18(日)深夜0時[出]〈c〉カルメン・リナーレス、〈g〉サルバドール・グティエレス、〈piano〉パブロ・スアレス、〈〈b〉〉バネサ・アイバル他、特別協力マリナ・エレディア、〈g〉ミゲル・アンヘル・コルテス[場]グラナダ パラシオ・デ・ロス・コルドバ[料]30ユーロ

7/24(水)22時30分[出]〈c〉ミゲル・ポベーダ、〈g〉ヘスース・ゲレーロ他[場]グラナダ ヘネラリフェ劇場[料]25~60ユーロ

第17回FEX フェスティバル・エクステンシオン

7/14(火)21時、22時『カンポ・セラード』[出]〈b〉ダニエル・ドーニャ[場]グラナダ パラシオ・デ・ロス・コルドバ

7/15(水)22時『アスピ』[出]〈b〉バネサ・アイバル、〈g〉ホセ・トーレス・ビセンテ7/18(土)時間未定[出]〈c〉ドゥケンデ、〈g〉パコ・ソト、〈perc〉サブ・ポリーナ[場]グラナダ県内の町*未定

7/25(土)22時[出]〈c〉ペレ・マルティネス、〈piano〉マックス・ビジャベッキア、〈b〉ポル・ヒメネスほか[場]グラナダ パラセテ・デ・キンタ・アレグレ
[問]https://granadafestival.org

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